祝!バレーボール 28年ぶりオリンピック銅メダル獲得!

火の鳥NIPPON@ワールドグランプリ 2011 東京大会
火の鳥NIPPON@ワールドグランプリ 2011 東京大会

準決勝でいいところなく負けたショックを引きずることなく、今大会イタリア・ブラジルといった強豪国から勝ちを上げるなど好調な韓国をセットカウント3-0のストレートで破り、28年ぶりの銅メダルを獲得!
韓国と相性のいい迫田をスタメンに起用したのが大当たり。
チームトップの23得点を上げ、勝利に大きく貢献しました。
間違いなくこの試合のMVPといえましょう。

バレー人生の集大成として望んだ竹下、最後のオリンピックと位置づけていた佐野も粘り強く戦っていたし、最後まで本調子になれなかった木村も安定したサーブレシーブを上げ、ここぞという場面ではきっちりと打ち切り、韓国を波に乗らせませんでした。キム・ヨンギョンだけどうにかすればなんとかなるという状態から脱皮しつつあった韓国ですが、この試合では昔の韓国に戻ってしまっていました。

日本代表としては今年はもう試合がないため、まずはゆっくりと疲れを取ってもらいたいと思います。まぁ帰国したらしばらくは代表としての祝勝会とか報告会とか各所属チームでの祝勝会とかスポンサーまわりとかいろいろあるんでしょうけれども。

これでまたバレーボールブームが来て、Vリーグが盛り上がってくれるといいですね。
や、概ね会場は埋まるんですけどね。バレーボールはサッカーほどハコが大きくないし。

かつて中田英寿が「今度はJリーグも盛り上げてくださーい」といったように、Vリーグあっての日本代表なので、今年の冬はたくさんの観客の人が見に来てくれるようになればいいですね。
あと、願わくばうまいスタメシがあれば言うこと無いんですが、プロリーグじゃないし難しいかなー。
神奈川大会のとどろきアリーナのときはそこそこ出店があるんですけどね。
そこのところはサッカーが羨ましいです。

日本代表、おめでとう!

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木村沙織@世界バレー2010 vsアルジェリア初戦を恐ろしいくらい楽勝で勝った眞鍋ジャパン(火の鳥ニッポンってなんかしっくりこない)。
iPadが使えなかったとか、背番号シャッフルで対戦国攪乱とかさまざまなトピックも伝えられますが、まずは初戦、出すメンバー出すメンバーがことごとく結果を出す上々の滑り出し。

しかし見てる方も混乱するね、背番号シャッフル。球技って選手の名前じゃなく「何番をマーク」みたいに言うのが通常なので(覚えられないし余計に時間かかるしシャツ見ればわかる背番号で言ったほうがはるかに速い)、地味に効くかも。安全ピンで止めてるわけじゃないから毎試合ころころ変えるわけにはいかないけど、決勝ラウンド用にもう1パターンくらいあっても驚かない。

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第2試合はイタリアと接戦の末、セットカウント1-3で敗戦。
日本だけでなく他国でもアナリストからベンチに送られてくるデータは必要ということで各国から抗議を受けた結果無線LANが解禁され、結果iPadも使えるようになったようです。

誰が不調というわけではなかったんですが、イタリアの攻撃を最後までブロック対応できなかったことが響きました。竹下ー大友の大親友ラインは超速Cワイドでばかすか取れてましたが、日本のお株を奪うようなイタリアの粘り強いディフェンスに屈しました。くっ。

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第3試合はドミニカをセットカウント3-0のストレート勝ち。
最後までドミニカのエース、日本でもプレイしていたベタニア・デラクルスを止めきれませんでしたが、正確なサーブレシーブからのコンビネーションで翻弄し、イタリア戦よりは機能していたブロックのおかげでアタッカーのミスも誘い、最後に追いつかれかけたものの、なんとか振り切って勝ちきりました。
第3セット、23-23の同点になったところで中継終了したときはどついたろかと思いましたが、公式のライブスコアで確認できたので思いとどまりました(´д`)

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迫田さおり@ワールドグランプリ 2011 東京大会第4試合は最強ロシアから1セットをもぎとったものの高い壁に苦しみ3-1で惜敗。
1セット目がかえすがえすも惜しかった。あれ取れてれば勝ち点1はとれてただろうに。
今大会ここまでいまいちエンジンがかからなかった木村沙織が復調の兆しを見せてきているのはいい傾向です。
決勝トーナメントでもあれじゃあちょっと厳しいですからね。
いくら江畑や迫田が良くても、木村にマークが集まるからこそという面もあるわけで。

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予選ブロック最終戦は開催国イギリスにストレートで完勝。
第1セットは、普段対戦しない相手ということもあり手探りっぽかったものの、第2セットに相手のエースアタッカーがアクシデントで右足首をひねって退場してからは一方的な展開に。第3セット序盤は荒木、木村が立て続けにブロックにかかるものの、きっちり立て直して、最後はサーブレシーブが乱れて終了となりました。
アタッカー陣は江畑が43.48%と絶好調だったものの、立て直す最後のチャンスだった木村は30%。
どうしても打ちにくい局面で優先的にトスが上がってくるという事情があるとはいえ、ちと不安ではあります。

予選ラウンドは3勝2敗。下馬評通り順当に勝って負けた感じ。

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火の鳥ニッポン@世界バレー2010 vs中国うおおお中国に勝つとか!
木村沙織もばっちり復調してたし、江畑ってあんなにジャンプ力あったっけ?
ブロックもかなり出てたし、いい試合でした。それでも紙一重だったあたり、中国もさすがの強さでした。なんかひとつでも欠けてたら負けてたのは日本だったことでしょう。

正直第4セット落としてフルセットになったときは最終予選のトルコ戦が頭をよぎりました。
中国にセットポイントが灯るたびにトルコのネスリハンのエキゾチックな美貌が脳裏をよぎり(おい)ましたが、中道さまのサーブで崩しきって勝利!スゲーヨスゲーヨ。
まるで優勝したかのような喜びようの日本を見て、「スラムダンク」の最終巻を思い出しました。
・・・縁起でもない。

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予選ラウンドで苦しんだブラジルですが、ロシアを破ったことで完全復活。
そうなると日本では手も足も出ませんでした。
ブロックがまったく機能せず、崩しにいったサーブもセッターにさくっと帰され、センター線から速攻で叩き込まれるパターンを繰り返し、苦し紛れにレフトに上げたトスからの攻撃は鉄壁のブロックが次々とたたき落とす。それを避けようとワンタッチを狙ってはアウトに。じゃあってんでコースに打つとリベロが待っている。
ははは、まるで赤子の手をひねるようだ。ほんとうにスラムダンク最終巻になってしまいました。

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◇ロンドンオリンピック 女子日本代表の試合結果

対戦日
(日本時間)
対戦カード/結果Flickrアクセス数
予選ラウンド
7月28日(火)
午後 5:30 – 午後 7:00
日本 対 アルジェリア
3 – 0
(1勝0敗)
7/28 838PV
7/29 2,619PV
7/30 959PV
7月31日(火)
午前 4:00 – 午前 5:30
日本 対 イタリア
1 – 3
(1勝1敗)
7/31 1,009PV
8月1日(水)
午後 5:30 – 午後 7:00
日本 対 ドミニカ
3 – 0
(2勝1敗)
8/01 1,480PV
8/02 1,112PV
8月3日(金)
午後 7:30 – 午後 9:00
日本 対 ロシア
1 – 3
(2勝2敗)
8/03 1,425PV
8/04 960PV
8月5日(日)
午後 10:45 – 翌 午前 0:15
日本 対 イギリス
3 – 0
(3勝2敗)
8/05 1285PV
8/06 1020PV
準々決勝
8月7日(火)
午後 9:00 – 午後 10:30
日本 対 中国
3 – 2
8/07 1846PV
8/08 2140PV
準決勝
8月10日(金)
午前 3:30 – 午前 5:00
日本 対 ブラジル
0 – 3
8/09 1,152PV
8/10 1,222PV
3位決定戦
8月11日(土)
午後 7:30 – 午後 9:00
日本 対 韓国
3 – 0
8/11 1.843PV
8/12 1,814PV

日本バレーボール協会 ロンドン五輪ページ