V-プレミアリーグ2014-15 開幕!

V-プレミアリーグ 2014-15が開幕しました。
今年から、順位決定のルールが改定され、国際試合と同様の勝ち点制になります。
セットカウント3-0または3-1なら満額の3ポイント、3-2の勝利で2ポイント、負けても2-3でなら1ポイントが得られます。
負けてもポイントが入るところはサッカーとは異なるところです。

2セット取った時点で1ポイント以上が約束されますが、若手を投入して試してみたら2セット取られちゃった、てへ、みたいなことが許されなくなるという面もあります。最終的に勝っても2ポイントまでしかもらえないわけですからね。

さて、第1試合は前年準優勝の岡山シーガルズとプレミアリーグ復帰初戦となるデンソーエアリービーズ。
岡山は、開幕直前になって福田が引退し、栗原も移籍しているため、正直ウィングスパイカーの枚数が足りていません。
いや、人数そのものはプレミアリーグ随一を誇るためいないわけじゃないんですが、経験のある選手が。
デンソーのほうは、基本的には去年と変わっていません。外国人選手が変ったくらいでしょうか。
超かわいかった江口が引退してしまったのが心残りです。あぁ。
ともあれ、試合のほうは、惜しいところまではいくものの勝ちきれないデンソーに対して要所を締めた岡山が、気づけばストレート勝ちを収めました。

第2試合は、昨年の優勝チームである久光製薬スプリングスと、同3位の東レアローズ。
久光は、石田がデンソーに移籍、平井が引退したため戦力は若干のダウン。
対して東レは、木村沙織が復帰で戦力がアップとなっています。
過去2年間、荒木と木村が抜けた穴をいまいち埋めきれずにスリップダメージを受けていた東レですが、立ち直ることができるでしょうか。
木村だって気づけば28歳。高田と迫田も27歳になっています(正確には迫田は12月18日で27歳)ので、その後の世代が育ってくれないとスパイカーがしんどいです。
このチームは基本的に移籍を受け付けておらず、大卒もほぼ取っていません。なので、インスタントに戦力をガッと上げるのが難しいんですね。
この試合でも、最終第5セット、選手交代を重ねて若手主体の構成になってしまった時に立て続けに点を奪われ、慌てて中道と迫田を戻すものの時既に時間切れ、という痛い敗戦を喫することになってしまいました。
新鍋、木村の両エースも決定率がともに28%台と苦しみ、特に木村は第4セットあたりから気配が消えていたのがちょっと気がかりです。
あいかわらずほっそい身体でしたからね。
1試合通しで出場する機会が過去2シーズンなかったのでペース配分みたいなのの勘が・・・いや、でも代表でもっときつい連戦してたしなー。
まぁケガされてもアレなので、無事これ名馬を続けてもらいたいですね。

さて、明日は残り4チームの試合が予定されています。
トヨタ車体クインシーズ、日立リヴァーレ、上尾メディックス、そしてNECレッドロケッツ。
チャレンジリーグ昇格組の一角のデンソーは敗北しましたが、上尾メディックスのバレーはプレミアリーグにどこまで通用するのか。
謎の監督交代と数名の主力選手の移籍があった日立は大丈夫なのかなど、見所たくさんです。