Sandyおじさん、メインPCをRyzen5 3600Xでリニューアルする(2)組み立て編

2019年12月8日

第2回となる今回は、古びつつあるCore i7 2600Kのパーツをケースから外して組み立てていきます。

バラしのち組付け

まずは現状のPCを引っ張り出してマザーボードを取り外しました。
ファンやら電源やら電源スイッチやリセットスイッチの細いケーブルやらSATAケーブルやらを片っ端から抜き取り、ネジを外してCPUとクーラーはつけたままケースから取り外し。
このマザボ&CPUをそのままサブマシンに組み込もうと考えていたからですが、のちにこの考えが甘かったことが判明します

マザーボードをケースに組み付ける前に、新しいマザーボードにRyzen5 3600Xを取り付けます。
AMD系のCPUはAthlon64 3000+以来なのでクーラーの取り付け方がややわかりにくかったですが、単純にネジでマザーボードにあるネジ穴にぐりぐり入れていくだけのかんたん構造。
Intelのピン構造よりこっちのほうがいいですね。
4箇所のネジをまず軽く締めてから本格的に締め上げていくわけですが、これがけっこう力が必要で、ギチギチ言わせながら締めていかなければなりません。
なんかこう不安になる音を発しながらねじ込まれていきますが、ビビらずに固定していきましょう。
入り切るとネジが回らなくなります。痛めたりすることなく固定できました。

なお、CPUにクーラーは付属していますがグリスは付属していません。なので、なにがしかのグリスを買うようにしましょう。

おすすめは、Amazonでときどきセールになって量もしっかり、性能も高いARCTICの「MX-4」というグリスがいいです。999円と値段は普通ですが、量が同じ価格のグリスの倍くらい入っていて、柔らかく塗り広げやすい上にお得です。
まぁグリスなんてそう頻繁に使う人も少ないでしょうがお徳用って言葉に弱いですよね。

[itemlink post_id=”287794″]

とはいえこれ組んだときはMX-4を切らしていたので机の引き出しを探ったところ、正体不明のグリスがあったのでひとまずヌリヌリしておきました。真ん中にもりっと盛っておく、いわゆるうんこ塗りです。
このクーラーがもしうるさかったり熱的に厳しいようなら取り替えるのでとりあえずなんでもいいです。
・・・けどクーラー付属しておきながらグリスなしってよく考えるとおかしいな。クーラーとの接触面にあったうすーいガムみたいなあれがそうだったのかも。というかたぶんそうです。これからRyzenプロセッサを買う人はグリスを気にする必要はないと思います。純正クーラーを信用できない人はScytheの虎徹あたりを使うと幸せになれる気がします。使ったことないけど変えるならこれかなと思ってます。

[itemlink post_id=”287797″]

ケーブル類をざくざく刺していく

その他ケーブル類を、マニュアルを見ながら適当に差し込んでいきます。
自作初心者が躓きやすい、ケースの電源ケーブルやらケースファンやらの接続ですが、ASUSのような「ひとまとめにする部品に刺してからマザボに接続する」ようにならんですかね。
あのちっちゃい部品一個足したって売価100円と上がるわけないので、全メーカー入れてくれると嬉しいです。
もっと言えばあのちっちゃいケーブルってどれも配置同じなので、ケース側でまとめて、マザボにはそれを挿せばいいだけにしてくれるとすごく助かります。

ひととおり接続して、まずはもともと使っていたSandiskのSATA SSDだけを繋いで起動。CPU・メモリ・マザボの主要コンポーネント3点セットが刷新されたため、Windows10の再認証が必要でしたが無事クリア。
チップセットドライバほかを組み込むわけですが、ASRockには必要なソフト類をかんたんに入れられるデバイスドライバ的にすべてのコンポーネントが認識されたところで一旦システムを落とし、内蔵HDDをすべてSATAに繋いでニューマシン組み立て完了です。

スイッチオン。特に問題なく起動しました。
ハードディスクを大量に繋いでいるからなのか、妙に起動に時間かかるので気になりますが、BIOSが終わってWindows10のくるくるからは超速です。

次回予告:M.2にシステムを転送。おまたせしました。失敗です!

次回はシステムディスクの移行です。
M.2というこれまで触ったこともない規格のものを使うのでなにか起きそうでこわいです。