大田区総合体育館を魚眼レンズで撮ってみた
バレーボール天皇杯決勝の舞台・大田区総合体育館
二回目の緊急事態宣言が出る前の2020年12月20日。地方大会をすべてなくして、VリーグのトっプカテゴリであるDivision1に加えてDivision2の上位チームや地方推薦枠などのチームだけで開催された天皇杯・皇后杯バレーボール。
一昔前は東京体育館や代々木第一体育館など日本トップクラスの収容数を誇る大きな体育館で開催していたのですが、正直そこまでの集客力がないイベントのため、代々木第一体育館でやるときなどけっこうなスカスカっぷりで、これかえって不人気を喧伝するみたいで良くないんじゃ・・・と思ってたら、ある時からこの大田区総合体育館を多用するようになりました。正直、ここのキャパくらいが身の丈なんだと思います。
皇后杯はJTマーヴェラスが優勝
前日には、女子の皇后杯が開催され、今季のVリーグを無敗で突っ走る東レアローズを、昨年のVリーグ女王JTがストレートで破りました。
男子はジェイテクトSTINGSが優勝
そしてこの日は、男子。
今や押しも押されもしない男子バレーボールのスター、西田選手擁するジェイテクトSTINGSと、代表選手を何人も抱えるパナソニックパンサーズというけっこうな人気カードで開催されました。
試合は、ジェイテクトが第1セットを落とした後に3セット連取したジェイテクトが、最後はパナソニックパンサーズのサーブミスで決着という、ちょっと意外な幕切れで栄冠に輝きました。
というのは前フリで、この記事の主役はあくまでこの体育館です。
日本のアリーナスポーツにジャストサイズの現代型体育館
京急蒲田駅から徒歩10分と絶妙に便利と不便の間みたいな場所に立地するこの体育館ですが、収容人数といいサイズ感といいこれがまた本当にジャストサイズ。広すぎず狭すぎずで日本のアリーナスポーツのために作られたような体育館です。
今回は、この体育館を対角魚眼レンズ、Canon EF15mm F2.8 フィッシュアイで撮ってみました。
席から柱が視界に入らないように工夫されており、緩やかなアールの天井は二等辺三角形モチーフで分割したようなデザインになっていて、そこに照明器具が取り付けられています。モダンでオシャレな意匠ですよね。
縦位置+魚眼は写り込みに要注意
縦位置で撮るときは角度に気をつけないと自分自身が写り込んじゃうのが魚眼レンズを扱うときの注意点。なお、横位置のときはカメラの持ち方が悪いと指が写り込みます。特にレンズを支える左手が危険です。超広角レンズを使って横位置で撮るときは右下に要注意です。
なので、やや上向きで撮ると自分写りが回避できます。幾何学的な天井のデザインがカッコいいですね。
外もなかなかにオシャレで、夜の闇に浮かび上がる白い建物が良かったので低めから魚眼レンズらしさが出る角度を探りつつ撮ったのがこちら。
失敗作例:調子に乗って歪ませ過ぎた
ちなみにこちらは昼間に撮ったもの。さすがに歪ませすぎw
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