久光製薬スプリングス、アジアナンバーワンに

V-プレミアリーグ女王の久光製薬スプリングスが、優勝の勢いそのままに乗り込んだアジアクラブ選手権でも、1セットも落とすことなく優勝。これで、名実共にアジアナンバーワンバレーボールチームです。

アジアバレーボール連盟が主催し、1999年から始まったこの大会ですが、実は日本のクラブが優勝したのは今回が2回目。ちなみに前回は2002年の久光製薬スプリングアタッカーズ。
木村沙織を擁し、最強の名をほしいままにしていた頃の東レアローズでさえ、優勝したことはありませんでした(まぁアジアクラブ選手権はいわゆる1.5軍みたいなメンバーだったけど)。
去年に至っては、チャレンジリーグ3位だったPFUブルーキャッツで、しかしそれでも大健闘と言える3位を取っています。

今年は、V-プレミアリーグ2連覇という実績をひっさげてガチメンバーで一切手を抜くことなく戦い抜き、まわりがドン引きするくらいの圧勝を続けて優勝、アジアナンバーワンとなりました。

とはいえ、もちろん中田監督が見ているのはさらに上。
5月にスイスで行われる、世界クラブ選手権の頂点です。

アジアはともかく、世界となると、去年木村沙織が所属していたワクフバンク(トルコ)など、まさに世界選抜の様相を呈し、世界選手権と同等か、よりレベルが高いバレーボールが展開されます。このへんはサッカーと同じかもしれません。

日本のコンビバレーがどこまで通じるか、期待してみたいと思います。