トランプ大統領訪日記念スカイツリーを2日かけて撮り回り(後編)~撮影スポット11選

2019年6月3日

前編では、隅田川沿いに駒形橋東詰までのおすすめスカイツリースポットをご紹介しました。
この後編では、スカイツリーの根本にある押上駅(プラス、とうきょうスカイツリー駅)近辺のスポットをご紹介していきます。
なお、場所によっては星条旗モチーフカラーじゃない場所もあります。

押上駅前駐輪場屋上

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

押上駅駅前にある大型駐輪場の屋上にある開けたスペースです。
駐輪場の中に入ることなく、外側からスロープに沿って歩いていけます。
それなりに近いので、カメラを横位置にした場合、35mm換算16mmくらいの超広角レンズでないと根本からてっぺんまで入りません。

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

縦位置で撮るのであれば、24mmくらいで問題なく撮れます。
105mm程度でてっぺんの超こまかいアンテナ部を撮るのも面白いです。
望遠で取る場合、遮るものがない場所なのでしっかりした三脚でないとブレる恐れがあります。

EOS 5D MarkIV + EF24-105mm F4L IS USM

押上駅前ターミナル

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

駐輪場の前にある喫煙スペース近辺です。
さきほどの駐輪場より高さが下がってスカイツリーに近づくので、よりキツいパースがつきます。このへんまで来ると、縦位置じゃないと撮れなくなります。

4枚を比較明合成
EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

おすすめは、ターミナルや奥の地下駐車場から出てくるクルマのヘッドライトの光跡を写し込むショット。そこまで交通量が多くないので、全く同じ場所で複数のショットを撮って、あとで「比較明合成」すると迫力が出ます。

押上駅近くの踏切

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

桜橋通りにある踏切です。撮れるのは南側のギリギリの場所「だけ」です。
定員でいうと、多くても3人までといったところでしょうか。
みどころは、東武伊勢崎線の特急列車「きぬ」「りょうもう」が通る時。
1時間3本程度なので、チャンスを逃さないようにしたいところ。

柳島歩道橋

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

北十間川を東に歩いていくと、いくつかの撮影スポットがありますが、「逆さスカイツリー」で有名な十間橋から数分のところにある歩道橋です。Google Mapだと名称表記がない上「柳島歩道橋」で検索しても出てきません。いちおうリンクつけておきます。

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

ここは北寄りとなる川の上では川にスカイツリーが映り込む「逆さスカイツリー」が撮れるほか、南寄りとなる車道の上では光跡を入れた写真が撮れます。

十間橋

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

スカイツリー撮影スポットの中で1・2を争う人気スポット。
35mm換算で20mmくらいの超広角レンズがあれば、気象条件次第になりますが縦位置できれいな逆さスカイツリーが撮れます。

東京スカイツリー開業7周年記念ライトアップ
EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

西十間橋

ももいろクローバーZコラボライトアップ
EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

よりスカイツリーに近づくスポットです。距離以外は十間橋とあまり条件が変わらないので同じような絵が撮れますが、距離が近いぶん、超広角レンズなしでは逆さスカイツリーが撮れなくなってきます。

十間橋~西十間橋間の路地

EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

公道ではありますが狭い路地で生活道路です。
撮る際は、通る人の邪魔にならないよう細心の注意と思いやりを忘れずに。

京成橋下

ももいろクローバーZコラボライトアップ
EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

北十間川沿いの遊歩道です。至近距離のため、おもいきり見上げるアングルとなり、先に行くに従って細くなっていく絵が撮れます。縦に普通に撮っても面白みがないので、斜めにしてみるとか工夫が要るかも。

河津桜

バービー60年記念ライトアップ版
EOS 7D MarkII + EF24-105mm F4L IS USM

3月~4月ごろまで限定の超人気スポットです。
こういう絵が撮れるからで、まぁこれはしかたないですね。
レンズ的には35mm換算35mm~45mmくらいでいわゆる標準レンズで大丈夫ですが、めちゃくちゃアオリで撮ることになるので、液晶が可動するタイプのほうが楽ですね。

小梅児童遊園

バービー60年記念ライトアップ版
EOS 7D MarkII + EF24-105mm F4L IS USM

長さが異なる白く細いポールが何十本と立っているちいさな公園です。
夜は根本からさまざまな色の明かりで照らされていて、これの隙間からスカイツリーが覗くようなアングルで撮ると面白いんですが、難しい…。

言問通り

東京スカイツリー開業7周年記念ライトアップ
EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

ここも正面にスカイツリーを捉えられる場所ですが、街灯や交通標識の位置、人通りの関係で撮れる場所は限られます。往来の邪魔にならない範囲で。

というわけで、押上駅・とうきょうスカイツリー近辺のスカイツリースポットを紹介してきました。近すぎるとディテールは撮れますが、日本一の高さを感じにくくなってしまうので、ある程度離れたほうが雰囲気出るのかなとも思いますね。

駒形橋東詰交差点
東京スカイツリー開業7周年記念ライトアップ
EOS 5D MarkIV + EF16-35mm F4L IS USM

では周りに気をつけて楽しいカメラライフを。

おまけ:微速度撮影してみた(再掲)

カメラのインターバルタイマー機能で10秒ごとに1枚、60分くらいかけて撮った350枚くらいの写真をPremiereで繋げてBGMをつけたもの。いわゆるタイムラプスとか言われるやつです。しかも4K解像度。

最初は24fpsで作ろうと思っていて、総尺も12秒くらいだったんですが、もうちょっと尺増やせんかなと再生速度を落としていって無理やり倍の24秒にしてます。5秒に1枚撮ってれば同じ撮影時間で24秒にできるんですが、確か一番暗い頃のシャッタースピードが6秒か8秒かだったんでこれが限界です。さもなければ2時間、10秒に1枚にすれば引き伸ばしなしで24秒になりますね。その場合、2時間むちゃくちゃヒマになる上、この場を離れるわけにいかないんで暇つぶしグッズが必要ですね。

難しそうに見えますが、カメラを完全に専有するため、撮り始めると終わるまでなんにもできなくなってヒマなのと、撮った枚数ぶんのRAW現像に時間が取られるだけで、たいして難しくはありません。今度解説記事を書いてみます。