ワールドグランプリ2014 開幕!

今年日本で開かれる唯一の国際大会、ワールドグランプリ2014が開幕しました。
といっても、日本で試合をするのは8/18の週なので、まだしばらく時間があります。
もっとも、チケットにはそれほど余裕がないので、気になっている人は押さえておくことをお勧めします。

今年は代々木第一体育館でも東京体育館でもなく珍しく有明コロシアムで開催となります。
テニスの大会ではよく使われていますが、数年に一度、思い出したようにバレーボールの大会が開催されたりもします。

今年の日本代表は、ロンドン五輪のメダリスト組と若手がバランスよくミックスされており、2年後に迫ったオリンピックへの周到な準備が進行しているようです。
ここらへん、バタバタと迷走ぎみの男子と違ってしっかりとしたプランに基づいた着実な強化ができているようで頼もしい限り。

さて、メンバーですが、Flickrにある範囲でご紹介(ばん!)

1.長岡望悠(久光製薬スプリングス)

長岡望悠@V-プレミアリーグ2013-14 優勝決定戦高い身体能力と思い切りのいいスパイクが魅力の選手です。
荒削りだったところが徐々に技術を向上していて、今後がさらに楽しみなレフティです。
チャームポイントは唇。ここ、笑うところですよ。

 

2.中道瞳(東レアローズ)
中道瞳&二見梓@V-プレミアリーグ2013-14 東京大会東レを支え続ける小柄な司令塔。
守備力にも定評があるが、腰に故障の種を抱えており、また、どちらかというとレフト重視のゲームメイクをするタイプ。
まぁ東レはウィングスパイカーのタレントが豊富だからね。

 

3.木村沙織(東レアローズ)
木村沙織@ロンドンオリンピック壮行会言わずと知れた、日本代表の顔にしてキャプテン。昨年の世界選手権では、胸元の「財宝」の文字がダブルミーニングだと言われたり言われなかったり(おい)。
2年間のトルコリーグ修業を経て、今季よりV-プレミアリーグに復帰する。
ブロックを躱す技術力、対角線というよりほとんど真横に近い角度のないクロス打ちはもはや芸術。
キャプテンの自覚なのか、試合後のトンチンカンなインタビューが鳴りを潜めているのが頼もしくもあり寂しくもあり。

 

4.高田ありさ(東レアローズ)
高田ありさ@V-プレミアリーグ2013-14 東京大会攻守に安定したプレイが光る、笑顔がキュートな前髪ぱっつん娘。
上背はさほどないが(といっても170台中盤なので街を歩いてたらすぐわかるレベル)、コースを打ち分ける技術は高い。
また、数少ないジャンプサーバーでもある。
木村沙織が抜けた穴を必死に埋める努力の人。
なにしろ迫田のレセプションがいっこうに成長しないので、小平とふたりでレシーブを引き受けていた。
なにげに日本代表には初選出という不思議。

 

5.佐藤あり紗(日立リヴァーレ)
佐藤あり紗@V-プレミアリーグ2013-14 東京大会彗星のように現れた、日本代表の新守護神。
的確な読みと鋭い体捌きで幾度のピンチを救ってきた。日立リヴァーレ昇格の立役者のひとり。
どことなく漂うけだるい団地妻っぽさとは裏腹に、まだ26歳とナウなヤングである。
目元のクマさえも美しい。

 

6.佐野優子(デンソーエアリービーズ)
佐野優子@FIVBワールドカップ2011 JPN vs GERコーチ兼任選手としての登録。
彼女にかかると、どんな球も非常にイージーに捌いてしまうが、それはたゆまぬ努力と練習の賜であって、誰もができることではない。
練習の果てに思考と反射の融合を果たした、日本が世界に誇るリベロ。

 

7.山口舞(岡山シーガルズ)
山口舞@V-プレミアリーグ2013-14 優勝決定戦2013年は招集されていなかったのだけれど、やはり彼女のトリッキーでブロックをあざ笑うかのようなプレイは必要ということなのか、1年ぶりの招集。
ブロックの動きをよく見て、空いている隙間にひょいっと落とすだとか、ブロックを利用してブロックアウトを取るとか、パワー一辺倒の対極にあるような彼女のプレイはため息が出る。
かと思えば、このようにクイックも当然のように決めてみせる。
それもそのはず、代表ではライトプレイヤーをしているが、本来はミドルブロッカー。
どうでもいいけど、和装がすごく似合いそう。

 

8.大竹里歩(デンソーエアリービーズ)
大竹里歩@V-チャレンジリーグ 2013-14 上尾大会デンソーエアリービーズを引っ張る、元日本代表の父親を持つ若手の期待株。
183cmという代表屈指の長身であるが、父親より30cm背が小さかったりするあたり、ちょっと面白い。
恵まれた体格とパワーは期待されてはいるのだが、いかんせん日本代表が「MB1」という新戦術を開発してしまったため、ミドルブロッカーである彼女は岩坂、平井といったライバルと席を奪い合わねばならず、割を食っている格好。



いかん、余計なことを書いていたらぜんぜん進んでない。
続きはまた後日。