アジア大会、開幕。

アジア全体でやる運動会ことアジア大会が開幕しました。
これ、要するに国体のアジア版と思えばいいです。
いろんな国で持ち回りでやって、その国のスポーツ関連予算を獲得してスポーツ振興に回しましょう、みたいな。
国体がまんまそのビジネスモデルでやっているわけですが、さておき。

バレーボールについては、正直、金メダルは厳しいです。
え、アジアでナンバーワンになれない国がオリンピックで一番いい色のメダルが取れるの?
と思うかも知れませんが、バレーボール界では、今日(9/23)から10/12まで、世界選手権がイタリアで開催されます。

つまり、どっかぶりです。
両方に主力を派遣することはできません。
世界選手権か、アジア大会か。言うまでもありません。

というわけで、日本は代表として若手主体の2軍を送り込んでいるわけです。
2軍とはいっても、V-プレミアリーグの一線級のプレイヤーではあり、一定の結果は出してくれていいメンバーです。

が。
世界選手権は、すべての国が出場できるわけではありません。
アジアでは、日本、中国、カザフスタン、タイが世界選手権に出ており、たとえば韓国は世界選手権に出ていません。
するとどうなるかというと、そう、国家の威信をかけた主力をアジア大会に送り込めるわけです。

なので、アジア大会予選ラウンド第1戦のタイ戦をセットカウント1-3で落としたのは…あれ?w
世界選手権に行っているはずのアジア大会タイ代表に、なぜプルームジット、ヌットサラ、オヌマーといった主力級がいるんだ?

・・・ま、まぁとにかく、もともと自力のあるタイが主力を投入してきたら、日本代表2軍ではちょっと難しいわけです。
サッカーも、日本代表は若手主体の2.5軍ですし、競技団体として自活できているところと、アジア大会より重要なスケジュールがある団体はどこもこんな感じかと思います。
なので、厳しい結果がヤフーニュースとかで報じられてもあんまりいじめないであげてくださいね。
あ、男子バレーボールは余裕で世界選手権に行き損なっていて、主力級を投入していますので、ビシバシいっちゃってください。
国内リーグ番長たる彼らは、目を覚ます必要があります。