Road to フラッグシップ(2)買っちゃった! EOS-1D X MarkII
買っちゃった!やってやった!
「Road to フラッグシップ」とかいっておきながら、引っ張りもせず第2回にしてゴールするとかどうなってんだ。
はい、買ってしまいましたよ。昨年の今頃は問答無用のフラッグシップだったEOS-1D X MarkII。後継機のMarkIIIが出たおかげで買い替え需要が発生し、程度の良い中古が出回りはじめて、もうここ1ヶ月くらいは某カメラショップサイトの中古コーナーを毎日チェックしていたところ、「ショット数:22,000枚」とかいうわけわからんくらいショット数が浅い機体が出てきたため秒で買いました。我が人生に一片の悔い無し。
というわけで、ちょっと撮影予定のタイミング的に間に合うか微妙だったんで一時的に手元に残していた歴戦のEOS 7D MarkIIと一緒に撮影に行ってきました。
当初は7D MarkIIは使う予定なくて、長年の戦友を労う的な感じで卒業旅行に連れてってやるからなみたいなノリだったんですが・・・。
メモリーカードは256GB+128GB体制
メモリーカードは、前回の記事で紹介したシリコンパワーのCinema Proの256GBと、アマゾンで買ったサンディスクの128GB CFカード。Extreme Plusなので、読み出し120MB/sec/書き込み80MB/secの、最高速連射には耐えられそうにないカードです。これ使うならまだしもLexarの高速型64GB CFカードのほうがいいかもしれません。RAWオンリー撮影でも2,000枚弱撮れるし。
バッテリーは予備なし。ぶっちゃけ、バッテリー容量で言えばEOS 7D MarkIIで使うLP-E6N、これを2個バッテリーグリップに入れたときの合計容量より少ないので、そこは不安でした。
不安だったんですが、いざバーストモードで超速連写しちゃうとあまりの楽しさにバカスカシャッターを切っちゃってました。がっしりしたボディ、しっかり支えないとと思わせる力強いミラーショックとシャッター音、小気味よく一定のリズムで切り続けられるシャッターユニット、秒14枚で生み出されるRAW画像を当たり前のように記録し続けるCFastカード。
なにこれ楽しすぎ
で、試合開始。気持ちよくシャッターを切っていたんですが、ふとバッテリー残量を見たところ、気づいてしまいました。
あれ? 半分切るどころか残り1/3とかになってないか?
この日は2試合があるのですが、1試合目の開始時点ですでに結構なバッテリーを消費しており、残量70%ほど。そして、1セットあたり17%ほど消費しています。・・・ん?これ絶対バッテリー持たなくね?
だって3セットで51%消費するじゃん? 70%から51%引いたら残り19%じゃん? その状態で2試合目とか絶対ムリじゃね?
そうだね、無理だね(確信)。
というわけで、実はCFastカードの消費ペース的にも試合開始前と同じペースで切り続けると危なかったこともあり、ややセーブしつつ・・・でもやっぱりセーブできないね!だって楽しいし!!
こんなこともあろうかと
それに、かばんには卒業旅行だったはずなのにちゃんとバッテリーグリップにフル充電バッテリーを2個入れ、プログレードデジタルの256GB SDXC(しかもムダにUHS-II対応)カードを入れたEOS 7D MarkII(正直かばんがクソ重かった)があるんで、ダメならダメでいいや行けるとこまで行っちゃえという勢いで撮った結果。
第2試合の2セット目途中でバッテリー切れ。うん、バッテリー買おう。
ついでにCFastカードの予備も買っておこう。1枚だとなにかあったときに低速なCFカードでだましだまし撮らないとならないし。
というわけで、残り2セットを、思い出づくりで付いてきてたEOS 7D MarkIIが最後の連写をキメてフィニッシュとなりました。なんか2台持ちってプロっぽい。
というわけでまとめです。
- フルモデルチェンジしたフラッグシップは定価の半額以下になる
- キヤノンにするならバッテリーは足したほうがいい
- メディアは米Amazonのほうが安い
- EOS 7D MarkII、お疲れさまでした
第2回で終わっちゃうとそれナンバリングじゃなくて前後編でよくね?となるので、次回以降はノウハウや関連アイテムなんかを書き綴っていきたいと思います。
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