20点からの点の積み上げ方

2016年ワールドグランプリも京都大会が終わり、いよいよオリンピック代表を決めねばならない時が来てしまいました。
その試金石たる大会だったわけですが、不安だったのは、20点を取ってからの勝ち方。
強いチームは、20点を取ってからまごつかないのですが、今大会は20点までは比較的するすると行けるのですが、そこから連続ブロックに捕まる、レセプションが乱れがちになる、自分からスパイクをミスるなど、どうやって20点までリードしてきたんだかわからなくなるような、まるで別のチームのように点が取れなくなってしまう展開がよく見られました。

これでは弱いチームの試合運びです。
強いチームは、20点からの点の積み上げ方を知っています。
もちろん、木村沙織や荒木絵里香といった、チームの軸となれるキャプテンシーのある選手が出ていないということはあるでしょう。
けれど、だからこそ、我こそがという人が出てこなくてはなりません。
ロシアはオリンピックでもグループリーグで当たる相手ですし、昨日敗戦したセルビアは、仮にグループリーグを抜け出せた場合は当たる可能性があります。
今日も昨日も、20点からを積めなかったがために負けました。
いつまで木村沙織に頼るつもりなのか知りませんが、あんな試合をしていたら、グループリーグ突破も危ないです。
アルゼンチンとカメルーンに加え、韓国あたりには勝っておかなければ厳しいでしょう。

こわいなぁ。