iTunes + Lyrics Masterでソラ耳卒業へ
CDが売れない売れないと言われて久しいですが、じゃあ配信がそれを補ってあまりあるかと言えばさにあらず。
じゃあいわゆるP2P系にじゃんじゃか流れているかといえばそうでもないらしい。
その配信、わたしはiTunes Storeくらいしか使ってないんですが、昔から不満なのは歌詞がデータとして埋め込まれていないこと。
MP3ならID3タグ、AACにもそれに相当するものがあり、やろうと思えば楽曲に歌詞データを埋め込んでおき、プレイヤーでそれを出すくらいはできるはずなのに、やっているものはないように思われます。
これがないと困るのは、突然はじまる空耳アワー問題。
リズム優先でレコーディングをするせいなのか、滑舌が悪いからなのか、自分の味だと勘違いしているからなのか、ときおり何を言っているのかわからないことがあり、それでも人間の耳はとりあえずなんらかの文字列に置き換えて理解を試みます。
で、あとで歌詞を見て「えー、そんな歌詞だったのー?」となるわけです。
そうならないためには、自分で歌詞を設定してやる必要があるわけですが、歌詞サイトの歌詞は基本的にコピペ不可、じゃあソースコードからいただいてやんよ、と思っても文字列がエンコードされていてどこがなにかわからなくなっており、これも無理。
ならば、と中国系サイトを探ってみるも、なぜか最近はコピペできない仕掛けがされるようになっていたり。おのれJASRAC。
八方ふさがりかと思いつつ、ああそういえば昔、iTunesと連携できて歌詞データを引っ張ってこれるソフトがあったっけなぁ、あれなんつったっけ、と検索したらあったありました。
それが、「Lyrics Master」。
最新のiTunesとの連携もバッチグー(死語)で、国内外の複数のデータベースから、再生中の曲のタイトル・アーティスト情報ともとに検索して、歌詞を表示してくれ、それを楽曲データに埋め込んでくれるという、手打ちだのコピペだのを考えていた人ならヘヴン状態になること請け合いのソフトです。
使い方もおそろしく簡単で、よく聞く曲の傾向を最初に選べば、それにマッチした楽曲データベースと連携してくれて(全部と連携するとその分時間かかるしね)、あとは「iTunes連携中」ボタンをクリックしたらiTunesでどれでも曲を再生すれば勝手に探してくれて、最もマッチ率が高いものを表示してくれて、「これで設定していい?」と聞いてくるので、OKをクリックすれば、その曲に歌詞データが埋め込まれるという仕組み。それをiPod touchなりiPhoneなりに転送すれば歌詞を見られるようになります。
iPhoneなどでは、ジャケット表示画面で1回タップすれば歌詞が表示されます。
これで、ソラミミスト卒業(`ΦдΦ)!
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