黒後愛への期待の高さが伝わってくる! 東レアローズ(2017-18)注目の選手たち

皇后杯バレーボールは、実は東レアローズを首都圏で初めて見られるチャンスだったりしました。
厳密には、たぶん日立リヴァーレのホームゲームで来てはいたと思うんですが、さすがにひたちなか市は遠くて。

黒後愛@天皇杯・皇后杯バレーボール 準決勝

てなわけで、今季から加入した大型新人・黒後愛の東レアローズユニフォーム姿はこれが初見でした。
試合の方は、デンソーにあっさりと負けはしましたが、センターをあまり使わない東レの戦術上、レフトとライトにかかる負担は相当なもので、ルーキーとは思えない本数、黒後に上がっていました。
さすがに疲れの色が見えてはいましたが、よく打ち切ってはいたと思います。
堀川が抜けた穴はいかんともし難い感じではありましたが・・・東レってこんなに層薄かったっけ?

しかしなんでもっとセンター使わないんだろうなぁ。
荒木だったら酷使したのかなぁ。
コース絞るためだけに立たせてるんならもったいないです。

井上奈々朱@天皇杯・皇后杯バレーボール 準決勝

大野果歩@天皇杯・皇后杯バレーボール 準決勝

井上(背番号1)も大野(背番号8)も、きっちり使えばこんだけ高い打点から攻撃ができるんだから、もっと積極的に使うべきだと思うんだけど。
東レのセッターはセンターを使えない、みたいな風潮になったら代表に呼びづらくなるだろうに。

変な話、立たせてるだけなら林有紀奈(写真↓)使ってよと(笑

林有紀奈@天皇杯・皇后杯バレーボール 準決勝

東レはここ数年、セッターを取り続けているんですが、なにか迷走気味なんでしょうかね。
田代、白井に加え、今季は珍しく大卒セッターの日高萌(写真↓)を取り、来季入社の内定選手でも千葉県立柏井高等学校3年のセッター、関菜々巳を取ることが発表されています。

日髙萌@天皇杯・皇后杯バレーボール 準決勝

セッターだけで4人。身長は日高が165、田代が173、白井が175、そして関が171。
なるほど、よくわからん。

試合見てると、基本的に今季は黒後のレセプション修行っぽいので、実戦で猛特訓して名実ともに木村沙織の後継者と呼ばれる選手に育って欲しいですね。
ただ、けっこう骨格がしっかりしてるっぽくて体格もがっしり系みたいので、ケガには気をつけて欲しい。
無事これ名馬といわれるように、木村沙織は大きなケガをしない選手でした。
全力プレーがたたって試合後半に足を攣ることはままありましたが、膝に持病とか腰がどうとかあまり取り沙汰されたことはなかったように思います(学生時代のほうがケガが多かったイメージ)。